訪れた喫茶店で、持っているコーヒー豆と同じ種類を飲む機会があったのですが、
それがとても美味しかったんです。
そのコーヒーの味に近づけられないかと、いろいろと試して楽しんでおりました。
期間があいてしまいましたが、今回の豆にいきましょう。
ブラジル ブルボン Qグレード

ブラジル ブルボン
ブラジルで栽培されたブルボン種のコーヒー豆。
ブルボンとは
アラビカ種に属するブルボンという品種のこと。
コーヒー豆は「アラビカ」種と「カネフォラ」種の2種類に分けられ、それに属す品種が栽培されている。ブルボンは、アラビカ種の中でも古い品種として、改良種の原種にもなっている。
Qグレードとは
「コーヒー品質協会(CQI)」が認定した3人のQグレーダーによって品質チェックされたもの。
「アメリカスペシャルティコーヒー協会(SCAA)」の基準で、味覚評価80点以上のコーヒーに「Qグレード」と付けられる。
コーヒー豆の管理状況などで変わってきてしまうので、
「美味しいコーヒー豆を買うための参考として役立つ印」と覚えておくと良いと思います。
特徴
濃厚なコクや芳醇な風味、甘味が特徴。
みなコクで、香りはやや控えめ。
淹れ方を試す
今回試したのは5パターン。
豆は、もちろん「ブラジル ブルボン」
焙煎度合いは、シティ。
分量は2杯分。
変えるのは、「粉量・挽き具合・お湯の温度・注ぎ」です。
その1
・粉量:22g
・挽き:細粗挽き
・温度:92℃
・注ぎ:太め(早め)

ほんのりとする香りにサッパリしすぎな味わい。
薄いコーヒーを飲んでる気分でした。
その2
・粉量:23g
・挽き:細挽き
・温度:95℃
・注ぎ:細め(ゆっくり)

香りも出て、苦みとコクをしっかりと感じるようになった。
酸味な口当たりから苦みなコクを感じるいい感じな仕上がり。
その3
・粉量:22g
・挽き:細挽き
・温度:88℃
・注ぎ:太め(早め)

苦みが弱くなり、酸味を強く感じるようになった。
メリハリ感が無くなり、物足りない感じ。
苦みがある方が良さそう。
その4
・粉量:20g
・挽き:細挽き
・温度:90℃
・注ぎ:細め(ゆっくり)

その2より少し苦みが控えめに感じるが、同じって言われてもわからないレベル。
挽きと注ぎは、このくらいが好みなのを把握できた。
その5
・粉量:25g
・挽き:細挽き
・温度:93℃
・注ぎ:細め(ゆっくり)

苦みとコクの強調を目指してみた淹れ方。
甘味のような口当たりから、苦みのコクを感じることができる。
これが一番自分好みでした。
感想
バランスの良い豆ということで購入しましたが、苦みが強くなるように淹れた方が良い気がする豆だと感じました。
苦みといっても苦みのコクを出すってイメージでしょうか。
粗挽きを試していないので、もっと好みな淹れ方があるかもしれません。
次の機会で試してそうと思います。
その5で、美味しかったコーヒーの味に近づけることができました。
実際に飲んだ美味しい味を再現するのはかなり難しいですが、
スキルアップを実感できるので楽しいですね。
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