とても暑かった日々から急に寒くなり、ホットコーヒーが冷えた体に染み渡る時期になりました。
寒さに負けず、ゆったりまったりとコーヒーを楽しんでいきたいです。
今回の豆にいきましょう。
コスタリカ エルバス エル・レオンシオ ブラックハニー

エルバス エル・レオンシオ
・原産国:コスタリカ。
・品種:ビジャサルチ。
・農園:レオンシオ農園/エルバス・マイクロミル
・精製処理:ブラックハニー(ハニープロセス)
ビジャサルチとは
ブルボンが突然変異した品種。豆のサイズが小さくなり収穫量が向上している。
ブラックハニーとは
コーヒーチェリーからコーヒー豆となる生豆を取り出す工程である精製。
その精製方法の一つである「ハニープロセス」で処理されたものです。
ハニープロセスは、種子を覆ってるミューシレージ(ヌルヌルした粘液)を適度に残して乾燥させる方法です。
ミューシレージの残し具合により呼び名の色が変わり、ほぼ残した状態のものはブラックと呼ばれる。
手間がかかる精製方法のためあまり使われていませが、
ミューシレージにから甘味が引き出され、より複雑な風味を楽しめる。
特徴
ベリーなどビターなフルーツ感のフレーバー。
ビターチョコのような味わいの中に、ほのかな甘みを感じることができるバランスの良いコーヒー。
淹れ方を試す
今回試したのは5パターン。
豆は、もちろん「エルバス エル・レオンシオ」
焙煎度合いは、シティ。
分量は2杯分。
変えるのは、「粉量・挽き具合・お湯の温度・注ぎ」です。
その1
・粉量:22g
・挽き:細挽き
・温度:93℃
・注ぎ:細め(ゆっくり)

始めに独特な風味がやって来た。
後からチョコレートのようなフレーバーをかんじる。
独特な風味が気になるので、好みな仕上がりではなかった。
その2
・粉量:18g
・挽き:細粗挽き
・温度:93℃
・注ぎ:太め(早め)

口当たりがアッサリとして飲みやすい感じになった。
甘味から苦みに変わりゆくフレーバーコーヒーな仕上がり。
濃くしてもよい気がする。
その3
・粉量:24g
・挽き:粗挽き
・温度:95℃
・注ぎ:太め(早め)

濃い目に淹れたことにより、コクが強くなった。
苦みとチョコっぽいの風味が口に残る。
その4
・粉量:24g
・挽き:粗挽き
・温度:90℃
・注ぎ:細め(ゆっくり)

始めに酸味がグッと来る。
その後はダークチョコのような風味が残るが、サッパリとしている。
その5
・粉量:24g
・挽き:粗挽き
・温度:85℃
・注ぎ:細め(ゆっくり)

その4と大きな変化はなく、苦味が抑えられて風味が強くなった感じ。
苦いのが苦手な人でもいける……かもしれない。
終わり
ハニープロセス初めて飲みましたが、ほんのりと甘味を感じるフレーバーコーヒーみたいで飲みやすい。
後味に甘味があるので、焙煎度合いをフルシティにして苦みの中からの甘味にするのもいいかもしれません。
焙煎度合いを変えて今度試してみたいと考えてます。
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