コーヒーを飲む頻度が少し落ちていたこともあり、時間がかかってしまいました。
寒くなったり暖かくなったりと気温が暴れてますが、どんな時でもコーヒーは美味しい。
今回の豆にいきましょう。
モカ・マタリ No.9 イエメン

モカ・マタリ No.9
原産国:イエメン
品種:モカ
精製処理:ナチュラル
モカとは
1種類の確立した品種ではなく、複数の在来種を混合させた総称である。
モカ港から積み出されたコーヒー豆をモカコーヒーと名付けて取引していたのが始まり。
中でも、マニ・マタル州で栽培される豆は、イエメン産の最高級品として『マタリ』がつけられる。
No.9とは
数字が大きいほど欠点豆混入が少なく、高品質なコーヒー豆とされている。
しかし、生産国によって混入率が違うため注意が必要ではある。
特徴
柑橘系の強い酸味とモカフレーバーといわれるワインのような独特な香り。
淹れ方を試す
今回試したのは6パターン。
豆はもちろん「モカ・マタリ」
焙煎度合いは、
分量は2杯分。
変えるのは、「粉量・挽き具合・お湯の温度・注ぎ」です。
その1
・粉量:21g
・挽き:細挽き(粗目より)
・温度:92℃
・注ぎ:太め(早め)

始めに苦みを感じるが、それだけでサッパリとしている。
香りが控えめで、薄いと感じてしまうかもしれない。
その2
・粉量:22g
・挽き:細挽き
・温度:95℃
・注ぎ:細め(ゆっくり)

グッと苦みが来るが、後味サッパリとしている。
香りは控えめ。苦みを感じるが飲みやすいので結構いい感じ。
その3
・粉量:24g
・挽き:細挽き(粗目より)
・温度:95℃
・注ぎ:細め(ゆっくり)

後味のサッパリ感が無くなり、苦みが残るようになった。
苦みを楽しめるようになり、ミルクを入れて飲むのにも良き。
その4
・粉量:18g
・挽き:細挽き
・温度:88℃
・注ぎ:細め(ゆっくり)

苦みが「その3」より抑えられた。
苦みを感じながら、量を飲むならこっちのほうがいいかもしれない。
その5
・粉量:22g
・挽き:粗挽き(細めより)
・温度:95℃
・注ぎ:細め(ゆっくり)

始めに苦みが来るが、それ以外は酸味の方を感じるようになった。
一気に感じの違う味わいに。残る感じがあるので温度を下げたい。
その6
・粉量:22g
・挽き:粗挽き
・温度:95℃
・注ぎ:細め(ゆっくり)

「その5」より残る感じが弱まり、思っていたような感じになった。
苦みの中の酸味を味わうならこんな感じが良き。
終わり
苦みを楽しむなら「その3」。酸味も楽しむなら「その6」。
という感じですかね。
今までの中で、一番淹れ方の違いを感じることのできるコーヒー豆でした。
ここまでハッキリと違いがわかると試していて楽しいです。
モカコーヒーはやっぱり美味しいですな~
淹れ方で味が変わるし、変わっても不味いってことはほぼ無いので楽しめるのも良き。
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